アーバンシステム環境通信 No.148

2025/07/23

 第2回|SDGs目標2「飢餓をゼロに」―“命をつなぐ食”が届かない場所がある。

先月は SDGs目標1「貧困をなくそう」 をテーマにお届けしました。
今月は 目標2「飢餓をゼロに」 について、基礎からわかりやすく解説します。

 

❓ 飢餓とは?

「飢餓」とは、長期間にわたり十分な食べ物を得られず、栄養不足に陥る状態を指します。

 

国連食糧農業機関(FAO)は、健康的で活動的な生活を送るために必要な食物エネルギー量を、継続的に入手できないことと定義しています。

現在、世界人口の約9人に1人、8億人以上が飢餓状態にあると報告されています。

 

🌪️ 原因は「食料不足」だけではない?

もちろん、

・自然災害

・戦争

・気候変動

なども大きな要因です。


でも、もうひとつ重要な問題があります。

それは食べ物の偏った分配です。 


例えば、主食である穀物に注目すると…

・1年間に必要な平均摂取量 → 約165kg

・世界全体の穀物生産量 → 年間約23億トン

これを世界人口で割ると、1人あたり約300kg となり、必要量の約1.8倍が生産されている計算です。


では、それだけ生産されているのに、なぜ飢餓が起きるのでしょうか?

 

🗑️ フードロス(食品ロス)

FAOによると、本来食べられるはずの食品の約3分の1(約13億トン/年)が、流通や消費の過程で失われたり廃棄されています。

つまり、食べ物が「足りない」 のではなく、「無駄になっている」 のです。

 

💡 私たちにできること

アーバンシステムではCSR活動の一環として、お米を子ども食堂に寄付する取り組みを行っています。

こうした小さな行動の積み重ねが、飢餓問題の解決に近づく一歩になります。

一人でも多くの人が「食べ物の大切さ」に気づき、食の正しい分配について考えるきっかけになることを願っています。

 


最後までご覧いただき、ありがとうございます。
次回は【~ゼロから学ぶSDGsシリーズ③~ SDGs目標3 「すべての人に健康と福祉を」」 】についてお届けします。


Copyright@2022アーバンシステム All right reserved

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アーバンシステム環境通信 No.148

2025/07/23

 第2回|SDGs目標2「飢餓をゼロに」―“命をつなぐ食”が届かない場所がある。

先月は SDGs目標1「貧困をなくそう」 をテーマにお届けしました。
今月は 目標2「飢餓をゼロに」 について、基礎からわかりやすく解説します。

 

❓ 飢餓とは?

「飢餓」とは、長期間にわたり十分な食べ物を得られず、栄養不足に陥る状態を指します。

 

国連食糧農業機関(FAO)は、健康的で活動的な生活を送るために必要な食物エネルギー量を、継続的に入手できないことと定義しています。

現在、世界人口の約9人に1人、8億人以上が飢餓状態にあると報告されています。

 

🌪️ 原因は「食料不足」だけではない?

もちろん、

・自然災害

・戦争

・気候変動

なども大きな要因です。


でも、もうひとつ重要な問題があります。

それは食べ物の偏った分配です。 


例えば、主食である穀物に注目すると…

・1年間に必要な平均摂取量 → 約165kg

・世界全体の穀物生産量 → 年間約23億トン

これを世界人口で割ると、1人あたり約300kg となり、必要量の約1.8倍が生産されている計算です。


では、それだけ生産されているのに、なぜ飢餓が起きるのでしょうか?

 

🗑️ フードロス(食品ロス)

FAOによると、本来食べられるはずの食品の約3分の1(約13億トン/年)が、流通や消費の過程で失われたり廃棄されています。

つまり、食べ物が「足りない」 のではなく、「無駄になっている」 のです。

 

💡 私たちにできること

アーバンシステムではCSR活動の一環として、お米を子ども食堂に寄付する取り組みを行っています。

こうした小さな行動の積み重ねが、飢餓問題の解決に近づく一歩になります。

一人でも多くの人が「食べ物の大切さ」に気づき、食の正しい分配について考えるきっかけになることを願っています。

 


最後までご覧いただき、ありがとうございます。
次回は【~ゼロから学ぶSDGsシリーズ③~ SDGs目標3 「すべての人に健康と福祉を」」 】についてお届けします。


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